技術士の二次試験は、もともとマイナー資格で、さらに受験者が部門ごとに別れることもあり、解答テクニックについては、他の資格と比べるとほとんど、明確にされていません。
これまでのオーソドックスな解答方法としては、模範論文を蓄積して、本番では、それらから組み合わせて書くというものです。
これは、合格のために必要なことではありますが、蓄積した論文をそのまま書くと的外れになる恐れがあります。
最近の技術士二次試験は、応用能力を見るために、設問が長文化する傾向があります。
設問の長文化に従って、解答要求事項について、細かい制約条件がついています。
合格には、設問と細かい解答要求事項を正確に把握して論文を構築する必要がでてきました。
設問の長文化に対応した解答方法について以下に述べていきます。