総合技術監理部門合格の鍵

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技術士(総合技術監理部門)の試験は、択一問題と論文試験(1問 600字詰め5枚)です。

実際の採点過程を推測すると、試験委員はいちいち全部の論文をまじめに採点することは大変なので択一問題で半分くらいを足切りし、その後論文試験を採点しているのだと思います。
よって、全体の合格率が10%強程度だとすると、択一問題の足切りをクリアーした後、論文試験で上位20~30%に入ると合格になります。

この内、択一問題はある程度勉強すれば、合格ラインに到達するのは難しくありません。
やはり、論文試験において上位20%に入るかどうかが総合技術監理部門合格への鍵になります。

論文試験は、問題は1問ですが、かなり長文の設問といろいろ細かい解答条件指定がありながら、600字詰め原稿用紙5枚に対して、一つの論文としてまとまることが求められます。
これがかなりの曲者で、毎年どのような問題が出るか予測することが難しく、出たとこ勝負になることが多く、他部門の技術士試験のように過去問題から論文例を蓄積して対応する勉強法で一生懸命勉強している人が合格できない一方で、無勉強でも合格する人もいることが珍しくありません。

端的に言うと、合格ラインに到達する鍵は、業務目的を達成するため、業務管理を最適化するための方法が問われます。
それを、先に述べた、青本にある総合技術監理部門の技術体系に沿って、管理項目抽出し、組み合わせる形で論文を構築する必要があります。

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