9.相互支援による技術士学習の効果とは

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組織学習・グループ学習の実行面で、大きな成果を生むメカニズムの一つに相互支援があります。相互支援は、チームワークの基本です。相互支援がなければほとんどの仕事は上手くいきません。あまりに個人主義の人と仕事をして大変な目にあった経験のある人、多いと思います。

では、具体のメカニズムですが、

①客観視による情報の質の向上

相互に問題点を指摘あうコミュニケーション、つまりディスカッション、相互採点、あるいは得意分野を相互指導することにより、多くの気づきが得られ質が向上していきます。

技術士試験においては、独りよがりが最悪です。グループ学習により、多くの人に意見や指摘を受けると、格段に質が向上していきます。また、実は、指導する側が一番勉強になったりします。

②相互監視

実際に見張ったり、監視するわけではありませんが、さぼったり、怠ければすぐに、メンバーにばれる。迷惑かけるという事実が実行力を格段に高めます。

 ③競争意識:グループ間の競争、グループ内での競争

スポーツでもチーム感の競争とチーム内でのポジション競争があります。これと同じで、競争意識を上手く刺激すれば良い結果が生まれます。

例えば、優勝チームに賞金を出すなどして競争すれば、個人に賞金を出すより強い学習効果が生まれる可能性があります。

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