7.4度目の技術士試験

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前年の試験で職場の上司が合格しており、その方は、太っ腹で、合格した時の経験論文を見せてくれました。

論文の内容は、道路法面に関するものでしたが、内容は自分が設計したものが、施工時に問題が発生、現場状況を調べて原因を究明し問題を効果的に対処、事後の考察と非常に展開が面白く、わかりやすくまとまっていました。

技術的に高度というわけではないのですが、当初想定と現場の違いを分析し、適切に対処するというストーリ展開です。今までの自分の論文が、技術的な難しさや業務の大きさなどで選び、「技術士としてのふさわしさ」を勘違いしていることに気づき、経験論文は題材も変えて根本から作り直すことにしました。

また、専門論文も作り足し、15個くらいの蓄積を確保しました。

この頃は、会社も技術士倍増に本腰を入れており、6月頃に合宿を行いました。箱根の保養施設に二泊三日でいくのです。各支社から同期組なども集まるので、私はあまりまじめに勉強せず、飲みと温泉中心でした(平日に、会社の費用負担で行っているのに不真面目な社員でした)。

そして、ある程度万全な態勢で4回目の技術士試験に挑んだのですが、試験の結果は、またも不合格です。

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