技術士補を持っていると実務経験4年以上で受験ができます。23歳で入社したので28歳の年から受験を開始しました。当時(h9)の受験開始としては格段に早い方だと思います。
とりあえず、白書や、技術士参考書を買ってきて勉強しました。読むことで知識の幅は広がった気がしましたが、当時は、漫然と読んでいただけでした。
社内で技術士育成指導の活動がありました。
技術士が指導員となって、指導するものでした。とりあえず、経験問題と予想問題にしたがって一般問題を作成し、添削を受けてみましたが、「てにをは」のみを添削して、採点結果60点以上という感じでした。そんなものかな、といった何とも腑に落ちない感じでした。
初の試験は、経験論文(当時は、当日の午前中に書いていたのです)と一般論文は書けましたが、専門は何も準備していないこともありダメダメでした。
なにより、1日中、筆記を続ける試験です。パソコンに慣れ、手書きには慣れていないため、手も限界、腕が肩まで固まってしまったようになりました。
受験の結果は、やはり不合格でした。当時は採点結果判定ABなどの公表はなかったので自分の成績はよくわかりません。