建設産業向けの経営コンサルタントとして独立した自分にとって、技術士経営工学部門を取得することには、いろいろメリットがあることに気づいてきました。
以下にメリットをまとめます。
①建設産業において技術士の認知度、ステータスとも高いこと
経営コンサルの資格として、中小企業診断士を持っていますが、建設産業では認知度が低いようです。
資格で仕事が取れる訳ではないが、信用面では、顧客からみれば資格はないよりあった方がよい。
技術士経営工学部門、いわゆる「経営の技術士」となれば顧客へ多少インパクトがあるかもしれないと思ったこと。
②このブログ(技術士のつぼ)で、勉強方法を紹介してきたが、3部門目を取得して見せて紹介している勉強法の効果を証明することができる。
③建設コンサルタントなど技術サービスの分野は、業務・マネジメントについて個人任せで、確立したものがないのが実体。
また建設業やメーカーなどにおいても、産業のサービス化が進んでいる。
技術中心志向から、総合的な顧客満足度をサプライチェーン全体でどうやって向上させるかというところに競争の主体が移りつつある。
そのためサービスマネジメントの学問が、今後のコンサル活動にかなり役に立つはずだと感じていた。
ということで、資格もうまく使えば、多目的に相乗効果も見込め、かなりのメリットがあることがわかり、俄然モチベーションが上がってきました。