企業経営を考えた時に、まず、経営目標があります。
次に、経営目標を達成するために、経営資源(人材、資金、施設)をどう配分するかが経営戦略になります。
戦略は最終的には、どのような活動(技術と営業)をするか、どうやって活動するか、どのような組織で、誰がと詳細化されていきます。
どのような戦略の実行も最終的には、人が思考と行動を変えなければ成功しません。
一方、ほとんどの企業は経営目標があるのみで具体なプロセスの方法論がなく、「達成した」・「出来なかった」と結果だけ論じているケースが圧倒的に多い実情があります。
企業の人材育成は、OJTと、たまにセミナー参加といった感じで、人材育成が経営目標の達成にリンクしているケースは少ないのです。
人材育成は、最も戦略的な投資であることを認識することが重要になります。当然、コストや手間(時間)をかけるべきです。
これは、投資です。かけたお金は何倍にもなって戻ってくればよいのです。