3.問われたことを答えていない その2:内容がダメ
2010/05/14
次に、見出しは、なんとか解答要求事項と合っているものの、内容が問われたことを答えていないケースです。
よくある例として
①「~の問題点と課題を述べよ」という問題があるとします。
この場合、見出しは「2.~の問題点と課題」となっているのですが、内容が合っていないケースです。
問題と課題の違い理解して論文を作成している人は少ないようです。定義を簡単に説明すると、問題は、発生している損失あるいは未来に発生する恐れのある損失、課題は、解決の方向性です。
例えば、問題:~においてコスト的な無駄が発生している → 課題:~の効率化となります。
よくあるのは、以下の三つです。
・問題のみを書いていて、課題を述べていない
・文中に、「問題点は~」、「~が課題である」といった語句を使わないのでどこが問題点と課題が理解できない。
・「~の必要性」など関係ないことを書いている
②「~の方策について述べよ」についても同じことが言えます。
方策の部分で、その効果ばかり書いていたり、ここでまた、問題や課題が再登場したりする論文が見られますが、これも問われたことを答えていません。
- 求人情報:技術士(下水道)を愛知県の建設コンサルタントが募集中
- 求人情報:技術士(鋼構造コンクリート)を栃木県の建設コンサルタントが募集中
- 求人情報:技術士(鋼構造コンクリート)を鹿児島県の建設コンサルタントが募集中
- 求人情報:技術士(河川砂防)を群馬県の建設コンサルタントが募集中
- 求人情報:技術士(道路)を福岡県の建設コンサルタントが募集中
- 求人情報:技術士 (下水道)を富山県の建設コンサルタントが東京で募集中
- 求人情報:地質調査技術者を鳥取県の建設コンサルタントが募集中
- 求人情報:コンクリート診断士を石川県の建設コンサルタントが募集中
- 求人情報:技術士(鋼構造コンクリート)を石川県の建設コンサルタントが募集中
- 求人情報:技術士(上水道及び工業用水道)を北海道の建設コンサルタントが募集中