15.総合技術監理部門の口頭試験(総合技術監理部門合格体験記)

      2011/11/29

 私の場合、口頭試験日は12月の中頃でした。場所は渋谷のフォーラム8です。時間はまたも、午前の早めの時間でした。

 待合室に集合しましたが、さすが総監部門、口頭試験の受験者はかなり平均年齢が高そうです。皆さん賢くまた、偉そうな方々でした。

 私も、すぐに呼ばれ面接室の前の椅子に座って待たされました。

 この時が一番緊張します。私の向かいに隣の面接室前で待っている方がいたのですが、その方もカチカチになりながら一生懸命レジメを読んでいました。

 そして、入室の指示を受けて、口頭試験スタートです。

 試験官は2名で、学者風の50代後半くらいの方と役人風の40代くらいの方でした。

 質問は、学者風の方がメインで行われました。とても親しみやすい雰囲気の中で、まずは、ざっくばらんに、過去の経歴の確認、現在どんな業務をしているのかなど、雑談チックに進みました。

 

その後、経験業務に関して質問が始まりました。大体以下のやりとりです

 

Q1.体験論文において、「まずリスク分析を行い問題を抽出し顧客に報告、対応した」とあるが、事業のリスク分析は行政の責任(業務範囲外)なのに、コンサルタントのあなたがなぜ行う必要があるのか?

 

これは、想定外の質問でしたが、とりあえず、「このケースの場合、用地買収への対応方法が決まらないと、設計が進捗できない(暫定形状や施工手順が決まらないため)、納期順守のため、こちらから積極的に提案する必要がある。やらなきゃ、終わらないんです。」的な説明の後、思いついて、「また、顧客側の責任であっても、供用が遅れた場合の社会的損失を考えれば、コンサルタントとして提案は当然行うべきだと思います。」と補足したら満足そうにうなずいていました。(心の中でガッツポーズです)

 

Q2.このケースでは、上手くいったけど、もし上手くいかなかった場合は、どうするのか?

 上手くいかない場合、設計が進捗できず、工期延期になると思います。社会的には供用延期による損失が発生します。(あまり良い回答ではなかったか?)

 

Q3.検討コストは、貰えていますか?

「共通仕様上は、関連機関協議資料作成や施工計画は業務範囲に含みですが、もちろん作業量に差があるため費用化はグレーゾーンです。今回のケースは、報酬は頂いていません」

 

Q4.業務実施中に業務予算が超過した場合、どう対応するのか

 「できれば、作業前に、契約範囲を超過した作業であることを事前に説明し、予算が超過しそうな場合は、増額変更をお願いすることになります」

 

Q5.顧客が増額を認めてくれなかった場合はどうするのか?

「作業を拒否したら、設計は進みません。作業は行い、業務は赤字になります。」

多分、面接官は建設コンサルタント業界には詳しく無い方です。

横の役人風の面接官は、苦笑いをしていました。

 

その他の質問として

 

 ・総合技術監理的な業務における失敗談と対応、現時点での評価

 ・人材育成において注意していること

 ・今までに論文出稿や講演した経験があるか?

 ・技術士の3義務2責務や、今後の抱負・これからやりたい業務など

 

大体、総時間30分でした。手ごたえはあまりありません。

質問に対して、5つの総監の管理体系的な切り口で答えようと思ったのですが、上に書いた通りあまり出来ていません。

正直いうと、用意していた想定問答はほとんど役に立ちませんでした。

 

向かいの面接室から出てきた受験者と帰りに一緒になりました。

関西の公務員の方でしたが「あなたは、総合技術監理の意味わかっているのか?」的な圧迫面接を受けたらしく、落ち込んでいました。

 隣の面接室じゃなくてよかった。

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