企業は不況になれば、新卒採用より育成コストも時間もかからない即戦力を欲しがります。最近はその傾向がさらに高まっています。
採用側の視点で考えると、以前の会社の地位などが高くても魅力は感じないはずです。地位が高いより即戦力となる現役の人が欲しいですし、正当な退職理由がなければ逆に不審に思われる可能性もあります。
履歴内容、実績などに差がなく、技術士を持っている人と持っていない人が来た場合、あなたが採用担当者だとしたらどちらを採用しますか?
ほとんどの人が技術士保有者を採用します。また定年退職者以外の技術士(特に30代、40代)が転職市場に出てくることはとても少ないので、技術士保有者は転職時に競合が少なく、より有利な条件で転職できる可能性が高まる仕組みです。
※こちら↓にも「建設コンサルタント・転職」に関する記事がありますので、よろしければご覧ください(別サイトへ移ります)。