部門や専門科目にもよりますが、全体的な傾向として、中小企業出身者の比率はかなり少ないようです。
試験制度的には、中小企業によるハンデはありません。
ただし、口頭試験においては、大手企業に所属している方が、面接官のイメージはよく、主観評価によい影響がある可能性はあります。
中小企業が技術士試験合格者に少ない理由として、全体的傾向から以下の事項が挙げられます。
・受験する人が少ない(最初から諦めている)
・試験に関する情報が得にくい、会社のサポートがない
・論文・レポートを書いたり、プレゼンする機会が少ない
・「技術士にふさわしい業務」の経験が少ない
・採点官の主観への影響
ただし中小企業の方でも、合格している人もたくさんいます。
合格には、こうしたハンデを考慮して周到な準備をする必要があるでしょう。