技術士二次試験において、過去問の整理表や模範論文を習熟するためには、第一に書き取りが重要です。
ただ、移動中や業務で本当に疲れている時は、書き取りすらできません。
このような状況の時は、読み取りや、音読がお勧めです。
書き取り、音読、読み取りにおいて脳の使用される部分が違うようです。
「視覚」、「聴覚」、「しゃべる」「書く」という別の刺激により、多重的に論文を脳に刷り込むことにより、どれか一つの方法を用いるより習熟の度合いが高まります。
また、論文を音声化して、MP3などで聴くこともお勧めです。
私は、中小企業診断士試験の時に、音声化を行いましたが、休日の散歩や、通勤の徒歩時を利用できることもあり、かなり効果的でした。
音声化については、自分の読みあげたものをボイスレコーダーで録音するか、読み上げソフトなどにより可能です。
音声は、聞き慣れれば、速聴も可能です。速聴により勉強効率はさらに高まります。
ボイスレコーダーは1.5倍速再生可能なタイプのものでも1万円程度で購入可能です。