技術士の口頭試験は、45分(総監で30分)の長丁場です。これほどまでに長い面接をする資格試験は珍しいでしょう。
大体どの部門においても合格率は80%程度です。逆に言えば20%は不合格です。
合格率は、経年であまり変化がないので、おそらく合格率は固定的にして運用しているものと考えられます。つまり、5人に一人は狙って落とされるということです。
せっかく苦労して筆記に合格しても、口頭試験不合格者は2次筆記試験からやり直しです。
長丁場の試験です。きっちり準備をして確実に合格に結びつけましょう。
口頭試験の合格基準は、日本技術士会によると「経歴及び応用能力、体系的専門知識、技術に対する見識、技術者倫理、技術士制度の認識その他の得点がそれぞれ60%以上の者とする。」とされています。
また、体験論文については、技術士会から合否判定基準が示されていないことから、技術的体験論文+口頭試験により評価されていると考えられます。