1.技術的体験論文の重要性

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技術士2次筆記試験に合格すると、この後は、技術的体験論文提出+口頭試験が待っています。

技術的体験論文提出+口頭試験の合格率は、部門ごとに差がありますが、建設部門の場合で約80%、5人に一人は不合格となる計算です。各部門とも合格率は過去を通じてあまり変化していません。

よって、技術的体験論文提出+口頭試験の合否判定は、合格率で絞っており、5人に一人を落とすための試験であると予測できます。

過去に不合格となった人からの聞き取りにおいても、口頭試験において相当突っ込まれているケースが多いようです。実力が怪しい人があらかじめ狙われているわけです。

狙われる人は、技術士二次筆記試験の点数がギリギリ合格の人、経歴が薄い人、体験論文の出来が悪い人、の3つと予想されます。

この中で、技術的体験論文は、現在は、後出し方式であり、事前に周到に準備が可能です。実力の低い人でも合格率を向上させるために唯一自分でコントロールできる項目です。合格を万全にするためにも、技術的体験論文に対する事前準備はとても重要なことです。

これから、技術的体験論文の対策方法を述べていきます。

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