技術士二次試験の必須科目は、設問解読~骨子作成までを、30分程度じっくりかけて行い、いよいよ、解答用紙に論文を書いていきます。
必須科目は、30分で1枚(600字)を書くスピードで書きます。このペースだと考えながら余裕を持って書けるはずです。
骨子作成時に決めた用紙配分になるように、各用紙に書き込みながら調整していきます。
文章のコツですが、読みやすさ・わかりやすさを重視した文体として下さい。以下にコツを列挙します。
① 3行程度で改行
長文は書かない、改行なしは最大5行くらいまででしょう。
② 一つの文に、一つの意味とする
修飾語等を多用しないで、シンプルにします。
補足説明は、改行して別の文とします。
③ 専門用語、略語、横文字(一般的でない)を多用しない
知識をひけらかしているみたいになるので、やめましょう。
なるべく平易な言葉で書いた方がよいです。
④結論をはじめに書く
~である。具体的には~ といった文体です。
⑤見出しと内容を合わせる
例えば、見出し:「2.○○の現状と課題」に対し
文:現状は~である。これに対して~が課題である。
~という現状の問題があり、課題は、~である。