技術的体験論文の詳述部分は、実際にはA4用紙1枚半弱しか、紙面の余裕はありません。よって、業務について全体を詳しく述べることは不可能です。
論文の実際の評価は、技術的体験論文単体の完成度+口頭試験での応答により確定してくると考えられます。
技術的体験論文としては、以下の2点を満たす必要があります。
①制約された紙面・字数の中で要求事項を網羅し、「技術士としてのふさわしさ」が確認できること
②口頭試験において、疑義や詳細点の確認、質問の前提となるプレゼン資料
これは、見易さ、理解のしやすさなどがかなり重要な要素となってくるということです。