技術士一次試験の参考書は、基本書、問題集、過去問集に大きくは区分できます。通常の学習の流れでは、基本書により知識を習得後、問題集による演習に入る流れが一般的です。
しかし、技術士一次試験勉強においては、いきなり問題集から始めて、解らない部分を基本書で補足する方が効率的です。
なぜならば、基本書を最初から終わりまで読みとおすのは、退屈で記憶に残りにくいため学習効率が落ちるからです。
(ただし、この方法は、ある程度技術知識があることが前提です。)
いきなり問題集から入ることで、問題を
①解る問題 ②解説を読めば理解できる問題 ③解説を読んでも理解できない問題
に区分することができます。
そして、③を②に、②を①にする作業を行えば、無駄なく合格の能力を身につけることができます。